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合掌 住職
別名、観音菩薩とも呼ばれ、人々を常に観ていて救いの声(音)があれば瞬く間に救済する、という意味からこの名が付けられ日本でも多く信仰されました。六観音の一つに数えられ、地獄道に迷う人々を救うとされています。苦しんでいる者を救う時に千手観音や十一面観音などの六観音や三十三観音など、様々な姿に身を変えて救いの手を差し伸べます。変化観音と区別するために聖観音と呼ばれるようになりました。水瓶やつぼみの蓮華を持つことが多いです。菩薩は出家前の釈迦をモデルとしているため、宝冠や首飾りなどを身に付けきらびやかな格好をしています。
苦難除去、現世利益、病気平癒、厄除け、開運、延命、安産、極楽往生などとても幅広いご利益があります。
「不動明王」は、密教(仏教の一流派)の信仰対象。たくましい姿態の右手には剣を持ち、左手には羂索(太い縄)、大きく見開かれた目ときつく結ばれた口元など憤怒の表情を浮かべているのが特徴です。この姿は、煩悩に苦しむ人々を救うために、敢えて恐ろしい姿を現しているとされています。その力強い姿から、厄除け、災難除け、商売繁盛、学業成就など、現世利益をもたらす仏として、古くから信仰されてきました。実は、強烈な表情には親の愛とも言える思いが込められているのです。
不動明王のルーツは、インド発祥のヒンドゥー教の、破壊と創造の神「シヴァ」だと言われています。それが仏教に取り込まれ、8世紀初頭に密教経典とともに中国に伝えられました。
日本伝来は、8世紀末の平安時代初期。「弘法大師」の諡号(没後に与えられる尊号)でも知られ、「真言宗」の開祖「空海」によって伝えられました。
空海が日本に伝えて以来、日本国内においては、急速に広まったと言われています。
不動明王の「明」は知識の意味で、明(知識)の王である明王には、「孔雀明王」、「愛染明王」など数々の同族が存在し、特に中心的役割を担う明王を「五大明王」:不動明王、降三世明王、軍荼利明王、大威徳明王、金剛夜叉明王と呼びます。それら明王達のなかで最高位の明王とされるのが、不動明王。不動、すなわち揺るぎない明王(尊者)ということです。
この不動明王の本体は、密教の本尊・大日如来の化身(姿を変えたもの)と言われています。大日如来とは宇宙そのもの、森羅万象とされる仏。つまり不動明王は、大日如来がその教えを広めるために姿を変えて人々の前に現れたものとされています。
大日如来像として作られている仏像は穏やかな顔をしています。ではなぜ、化身である不動明王は、憤怒の形相をしているのでしょうか。これは、不動明王が大日如来の変化身(変化した姿)のひとつ「教令輪身」であるからです。
教令輪身とは、三輪身とも言われ、密教において大日如来が教えを導く対象である「衆生」(生命をもつ物すべて)の性質に合わせて、3種の姿を取るという考え方です。柔和で穏やかな大日如来の教えに接しても学ぼうとしない、煩悩まみれの衆生をあきらめず、何とか教え導こうとするときの大日如来の姿が、不動明王なのです。不動明王は、自ら激しい炎を発し火生三昧という、深い瞑想の境地に入っています。背中の炎はこの火生三昧を象徴し、衆生の煩悩を焼き払うことを表しているのです。
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正月
18日 観音様の日
毎月18のお大師様の縁日にご供養をさせていただいております。
28日 お不動さんの日
毎月28日の不動明王の縁日にご供養をさせていただいております。
月 | 行事名 | 内容 |
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1月 | 修正会 | 毎年1月にさまざまな仏教寺院で行われている法要です。当寺院では前の年の反省をして自己を正したあと、新しい年のはじめにその一年間を穏やかに過ごせるように、また人々が豊かな暮らしができるように祈願いたします。 |
2月 | 涅槃会 | お釈迦様の亡くなられた2月15日に行われる法要です。涅槃に入ったお釈迦様の威徳を偲び、亡くなったときの様子を描いた涅槃図を掲げながら行われる、仏教の三大年中行事のひとつです。 |
3月 | 春彼岸会 | 春分の日には、春の彼岸会を行っています。古来より、この日は太陽が真東より出でて西方に沈む吉日とされています。当寺院では皆様のご先祖様の合同供養をしております。 |
4月 | 灌仏会 | 4月8日にお釈迦様の誕生を祝い行う仏教行事です。別名、降誕会、仏生会、浴仏会、龍華会、花会式、花祭といろいろな呼ばれ方があります。 |
7月 | 盂蘭盆会 | 盂蘭盆会は、「盂蘭盆経」で説かれている「親孝行の教え」に由来しており、お釈迦さまの弟子の一人であった目蓮尊者が餓鬼道に落ちた母を救うための供養が始まりと言われています。亡くなった方やご先祖様を偲ぶ大切な仏教行事です。 |
9月 | 秋彼岸会 | 秋分の日には、秋の彼岸会を行います。春の彼岸会と同様に、当寺院では皆様のご先祖様の合同供養をしております。 |